
「VYM・SPYD・HDVを比較したい」
「VYM・SPYD・HDVそれぞれの特色が知りたい」
「VYM・SPYD・HDVって結局どれがいいの」
こういった疑問に答えます。
- VYM・SPYD・HDVの指標比較
- VYM・SPYD・HDVの特徴
- VYM・SPYD・HDVのセクター比較
- おすすめのETF
私は現在、セミリタイアを目指し、投資・節約・副業に関する情報発信を行っています。
高配当株では、VYM・SPYD・HDVをメインとして運用しています。

VYM・SPYD・HDVって結局どれがいいんだって迷ってしまいますよね。
今まで私の記事では、メリット・デメリット・配当利回り・トータルリターンなど、多くのテーマに関して取り上げてきました。
今回は、それらのまとめ記事として、3つのETFを徹底比較します!
それでは、解説していきます。
VYM・SPYD・HDVの指標比較

指標 | VYM | SPYD | HDV |
---|---|---|---|
銘柄数 | 393 | 80 | 72 |
平均配当利回り[%] | 3.1 | 4.8 | 3.4 |
平均増配率[%] | 6.0 | –2.0 | 6.9 |
トータルリターン[%](直近5年半) | 84.3 | 67.9 | 58.2 |
トータルリターン[%](直近1年) | 53.4 | 79.8 | 40.5 |
経費率[%] | 0.06 | 0.07 | 0.08 |




VYM・SPYD・HDVの特徴

VYMの特徴
- トータルリターンが最も大きい
- 分散性が高い
- 増配率が高い
- 株価の安定感が高く、インデックス投資に近い
- 配当利回りは低め
詳しくは、以下の記事で解説しています。

SPYDの特徴
- 配当利回りは高い
- 割安時に購入できれば、トータルリターンも高い
- 価格変動性が高く、暴落に弱い
- 分散性は低い

HDVの特徴
- 配当利回りと安定性のバランスが良い
- 増配率が高い
- 分散性が低い

VYM・SPYD・HDV セクターの比較

VYM・SPYD・HDV セクターの比較
3つのETFとも、構成1位のセクターが20%を超えており、セクターに偏りがあります。
特に、SPYDとHDVはセクターの偏りが大きいです。
VYM

SPYD

HDV

同額購入した場合

同額購入した場合のセクターはグラフの通りです。
それぞれのETFを個別に購入した場合に比べ、分散性が高まっていることがわかります。
例えば、1番割合の高いセクターである金融もも16.6%程度になっています。

おすすめのETF

おすすめは、3つのETF(VYM, SPYD, HDV)を全て買うことです。
デメリットを補いつつ、メリットを活かすことができるからです。

そうは言っても、おすすめを知りたいよ!
そうですね!
では、各ETFをおすすめできる人を紹介していきます。
お好みに合わせて、比率を調整してみてください。

- 未来のトータルリターンを優先したい(未来重視)→VYM
- 現在の配当利回りを上げたい(現在重視)→SPYD
- 現在も未来も良くしたい→HDV
ただし、HDVに関しては、分散性に不安があるため、やはり、現在も未来も良くしたい方には、
VYM・SPYD・HDVを全て購入することをおすすめします。
米国高配当ETFを徹底比較 まとめ
本記事のまとめです。
- おすすめは、3つのETF(VYM, SPYD, HDV)を全て買うこと
- 未来のトータルリターンを優先したい(未来重視)→VYM
- 現在の配当利回りを上げたい(現在重視)→SPYD
ぜひ米国高配当ETFを始めてみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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