
「米国高配当ETFってどうやって選んだらいいの?」
「おすすめの銘柄が知りたい」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 米国高配当ETFの選び方
- 米国高配当ETFのおすすめ銘柄
私は、実際に米国高配当ETFに投資を行っています。
米国高配当ETFにこれから投資をしようと考えている方は、どうやって選んだらいいかわからないですよね。
今現在投資を行っている方も、選び方は理解していないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なお、実際にFIREをされている三菱サラリーマンさんの書籍を参考に、私の意見を交え解説していきます。
興味のある方は、セミリタイアにはとても参考になる書籍なのでぜひ読んでみてください。
それでは、解説していきます。
米国高配当ETFの選び方

配当利回り
1つ目は、配当利回りです。
配当利回りとは、1年間の配当金/現在の価格で表される、高配当株で最も有名な指標です。
配当金が高いということは、もらえるキャッシュフローが多くなります。
ただし、配当利回りが高いだけで選ぶのは、危険です。
増配率など他の指標もみて、判断するのがおすすめです。

増配率
2つ目は、増配率です。
増配率とは、配当金が1年間の上昇率を指します。
高配当株投資においては、配当利回りと並んで、重要な数字です。
増配率が高ければ、長期保有するだけで、どんどん配当利回りを上げていくことができます。
一方で減配が多い企業では、セミリタイアやFIREでは、生活費としてかなり不安のあります。
ドローダウン・設定日
3つ目は、ドローダウン・設定日です。
過去最大ドローダウンとは、「過去最も下落した時の下落幅」を指します。
ドローダウンを確認することで、投資対象のリスクを知ることができます。
過去最大ドローダウンが50%ほどなら、半値になる可能性はあるということをしっかりと認識しておくべきです。

ただし、設定日を確認した方がいいです。
なぜなら、同じ期間で比べなければ、比較することができないからです。
投資で最も避けなければならないことは、狼狽売りです。
- 狼狽売りとは、暴落に耐え切らず、売ってしまうことです。
長期投資であれば、狼狽売りせずにしっかりと、一度買った銘柄を持ち続ける握力が必要です。
投資を行うまえに、過去のドローダウンをしり、下落時の「覚悟」を持つことは非常に大切です。

銘柄数
4つ目は、銘柄数です。
銘柄数が多いほど、一つの銘柄の変動の影響を受けづらく、安定した投資を行うことができます。
具体的な指標として50以上であれば、ひとまず分散されていると言うことができます。
個人的には、数百以上に分散されている方が安定感があり、好きな投資です。
経費率
5つ目は、経費率です。
経費率とは、ETFを運用してもらう際に払う手数料のことです。
毎年保有金額に対し支払いを行います。

投資の世界では、低ければ低いほど好ましいです。
なぜなら、経費率が高ければ、リターンも高いといったことは起きないからです。
- 具体的には、0.1%以下であれば十分安い経費率ということができます。
過去設定来リターン・株価推移
6つ目は、過去設定来リターン・株価推移です。
過去設定来リターンや、株価の推移は右肩上がりを続けているか確認しましょう。
- 特に、海外移住を見据える場合、移住前には日本の証券口座の株を売らなけれならないため、株価も重要です。
トラフィックエラー
7つ目は、トラフィックエラーとは、指数とのずれを指します。
ETFは特定の指数(指標)の動きに連動するように運用されています。
しかし、運用費用などにより指数から、どうしてもずれてしまいます。
同じ指数に連動するETFでも、トラフィックエラーが小さいほど優れているということができます。
資産運用会社
8つ目は、資産運用会社です。
資産運用会社が大規模である場合、倒産等の可能性が低いです。
- ブラックロック社
- バンガード社
- ステートストリート社
が3大資産運用会社です。
この3つならかなり安心して投資を行うことができます。
構成銘柄
9つ目は、構成銘柄です。
上位10銘柄がどの程度の割合を占めているかを確認すると良いですよう。
構成セクター
10個目は、構成セクターです。
構成セクターも偏っていないかを確認します。
セクターも分散させるほど、安定した運用を行うことができます。
複数のETFに分散させることで、構成セクターを調整することができます。

米国高配当ETFのおすすめ銘柄

米国高配当ETFのオススメ銘柄は
- VYM
- SPYD
- HDV
の3つの銘柄です。
今回紹介した選び方のほとんどを満たしています。
各銘柄の比較については、以下の記事で解説しています。

またおすすめの比率についても解説しています。

米国高配当ETFの選び方 まとめ
本記事のまとめです。
- 米国高配当ETFの選び方
- 配当利回り
- 増配率
- ドローダウン・設定日
- 銘柄数
- 経費率
- 過去設定来リターン・株価推移
- トラフィックエラー
- 資産運用会社
- 構成銘柄
- 構成セクター
- 米国高配当ETFのおすすめ銘柄
- VYM
- SOYD
- HDV
米国高配当株ETFの選び方を知った上で、銘柄に投資をすることで、より深い理解をすることができます。
また、SBIネオモバイル証券を利用して、1株から日本高配当株も合わせて行うこともおすすめです。
米国高配当株のデメリットである為替リスクがないからです。
SBIネオモバイル証券
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ここまでご覧いただきありがとうございました。
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