
「米国高配当ETFのデメリットが知りたい」
「米国高配当ETFへの投資ってありなの?」
こういった疑問に答えます。
- 米国高配当ETFのデメリット
- 米国高配当ETFのデメリットへの対策
私は、米国高配当ETFを中心に、投資に関する情報発信を行なっています。

実際にVYM・SPYD・HDVに投資を行なっています。
米国高配当ETFはコストも低く、分散されたETFで素晴らしい銘柄です。
ただし、どの投資にも必ずデメリットはもちろんあります。
今回は、デメリットとその対策を解説していきます。
米国高配当ETFのデメリット

為替リスク
1つ目は、為替リスクです。
米国高配当ETFで受け取る配当金は、ドルです。
しかし、日本で暮らす日本人は、ドルを円に変える必要があります。
為替リスクとは、為替レートの変動により、受け取る配当金が減ってしまうことです。(もちろん増える可能性もあります。)

為替レートて何?
為替レートとは、外貨(ドル)との交換比率です。

円高が進むと、ドルの価値が減り、受け取る円が減ってしまいます。
為替は、過去1ドル=80円〜120円くらいを推移しています。
つまり為替レートの影響で、受け取る配当金は、±20%くらいは変動する可能性が高いです。
配当利回りは控えめ
2つ目は、配当利回りは控えめであることです。
ETFは分散性が高いです。
しかし、裏を返せば、配当利回りもならされるため、飛び抜けて高い利回りを狙うのは難しいです。
このように、何事もメリットとデメリットは表裏一体です。
税金が高い
3つ目は、税金が高いことです。
米国株には、米国で10%かかった後に日本で20%
合計で約27%の税金がかかります。
日本株の税金は20%であり、米国株の税金が高いことがわかります。
米国高配当ETFのデメリットへの対策

米国高配当ETFのデメリットへの対策を2つ紹介します。
日本高配当株も組み合わせる
1つ目は、日本高配当株も組み合わせることです。
日本株は為替リスクがない
日本高配当株は、円で配当金を直接受け取ることができます。
残念ながら、日本高配当株にはいいETFがありません。
自分で個別株を選び、SBIネオモバイル証券で運用していくのがおすすめです。
運用は、月額実質20円で、1株から運用できます。
詳しくは、以下の記事を御覧ください。

最初は、ポートフォリオは少額で、先人のマネから始めましょう。
勉強しながら、徐々に自分色にしていけばOKです。


どのくらい米国高配当ETFと日本高配当株の比率はどうしたらいいの?
迷ったら、1:1で保有するのがおすすめです。

投資をしていくうちに、少しずつ好みがわかってくるので、調整していけばOKです。
確定申告により、外国税額控除を行う
2つ目は、確定申告により、外国税額控除を行うことです。
確定申告により、米国での税金10%の一部が戻る
外国税額控除により、米国での税金10%の一部が戻ってきます。
米国高配当ETFのデメリット まとめ
本記事のまとめです。
- 米国高配当ETFのデメリット
- 為替リスク
- 配当利回りは控えめ
- 税金が高い
- 米国高配当ETFのデメリットへの対策
- 日本高配当株も組み合わせる
- 確定申告により、外国税額控除を行う
米国高配当ETFのデメリットを紹介してきました。
結論として、セミリタイアやFIREを目指すなら、米国高配当ETFへの投資は、相性抜群です。
- ETFなので、手間が少ない
- 広く分散されていること
ただし、ここまで紹介してきたように、デメリットも心に留めておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント