
「積立NISAの非課税期間っていつからいつまでなの?」
「積立NISAの非課税期間が終わったらどうなるの?」
「積立NISAの非課税制度がいまいちわからない」
こういった疑問に答えます。
- 積立NISAの非課税期間はいつからいつまでか
- 積立NISAの非課税期間が終わった後はどうなる?
私は、投資に関する情報発信を行なっています。

投資を積立NISAから始めたという方も、たくさんいるのではないでしょうか。
積立NISAは簡単でお得な制度で、最初に始める投資としてぴったりです。
しかし、非課税枠については少し複雑な点がありますので、丁寧に解説していきます。
本記事を読めば、非課税枠についてはばっちりです!
それでは、解説していきます。
積立NISAの非課税枠はいつからいつまでか

非課税期間は、19年後の年末まで
積立NISAの非課税期間は、19年後の年末までです。
具体的には、
- 2021年1月〜12月 の投資分→2040年12月31日
- 2022年1月〜12月の投資分→ 2041年12月31日
といった感じです。
非課税期間の終わりは一気に訪れるわけではなく、上記のように2040年・2041年・・・という風に段階的に訪れます。
積立日から20年後の日、というわけではありませんので、注意してください。
積立NISAの非課税期間が終わった後はどうなる?

特定口座に移される
積立NISAの非課税期間が終わった後は、特定口座に自動的に移されます。
特定口座では、利益確定時に、利益の20%に税金がかかります。

特定口座に移るまでに売らないと、税金がかかっちゃうってこと?
売るのを急ぐ必要はありません!
間違いやすいポイントですので、詳しく解説していきます。

課税は、特定口座に移した「後に」発生した利益のみにかかる
課税は、特定口座に移した「後に」発生した利益のみにかかります。
- 2021年:100万円
- 2040年12月:150万円
その後売却時に、150万円(特定口座移動時の価格)からさらに値上がりした分にだけ税金がかかります。
つまり、非課税期間内に、急いで売る必要は特にありません。
20年後に値下がりした場合は損をする
ただし、注意が必要な点は、20年後に値下がりした場合は損をするということです。
- 2021年:100万円
- 2040年12月:90万円
90万円(特定口座移動時の価格)からさらに値上がりした分に税金がかかります。

どのくらいの確率で値下がってしまうの?
過去のデータをみると(1988年〜2016年)、
つまり、過去のデータでは20年間の間で、値下がることはありませんでした。

しかし、非課税期間終了時に、リーマンショックやコロナショックのような大暴落が起きてしまうかもしれません。

大暴落が起きたらどうすればいいの?
安心してください。

つみたてNISAでは、非課税期間が終わるのは20年間に分散されているため、ダメージは少ないです。
積立NISAの非課税期間っていつからいつまで?非課税枠に関する疑問を解説 まとめ
本記事のまとめです。
- 積立NISAの非課税枠はいつからいつまでか
- 非課税期間は、19年後の年末まで
- 積立NISAの非課税期間が終わった後はどうなる?
- 特定口座に移される
- 課税は、特定口座に移した「後に」発生した利益のみにかかる
- 20年後に値下がりした場合は損をする
積立NISAは初心者でも始めることができる素晴らしい制度です。
オススメ銘柄については、以下の記事で紹介しています。

コツコツと積み立てることができ、非課税期間終了後も特定口座として、運用を続けることができます。
しかし、100%得をするというわけではないことは覚えておいてください。
投資に絶対はありません。
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました。
コメント