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「スマートベータ運用ってなに?」
「スマートベータ運用とインデックス投資の違いが知りたい」
「スマートベータ運用のメリット・デメリットが知りたい」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- スマートベータ運用とは
- スマートベータ運用のメリット
- スマートベータ運用のデメリット
私は、インデックス投資や高配当株・仮想通貨の情報発信を行なっています。

米国高配当株ETFなどで「スマートベータ」という言葉を聞いたことがある方もある方も、いらっしゃるかもしれません。
しかし、結局どういうことなのか分かりづらいですよね。
今回は、簡単に分かりやすく、解説していきます。
それでは解説していきます。
スマートベータ運用とは

スマートベータ運用は、インデックス投資を超える指数を目指した投資
スマートベータ運用とは、従来のインデックス投資を超える指数を目指した投資です。
簡単にいうと、インデックス投資を上回る指数を考えて、その指数に基づき投資を行なっています。
スマートベータ運用も指数に基づいているため、インデックス投資と呼ばれることもありますが、
歴史の深いインデックス投資とは、似て非なるものです。

一方インデックス投資は、時間総額型

じゃあ、インデックス投資の指数とはどう違うの?
インデックス投資は、時価総額基準の指数に基づき投資を行なっています。


時価総額基準とかなんか難しいな・・・
大丈夫です。
安心してください。
簡単にいうと、大きな会社ほど比率を大きくして、
小さな会社ほど比率を小さくするといった感じです。

インデックス投資として有名なS&P500では、アメリカ全体を買っていることになります。
大きな会社も小さな会社も同じ金額買っていては、アメリカ全体を買っているとは言えませんよね。
スマートベータでは、市場全体まるっと買うのではなく、
もっといい指数を目指そう!というノリの投資です。

スマートベータ運用のメリット

自分の目的に沿ったETFを選べる
スマートベータ運用のメリットは、自分の目的に沿ったETFを選べることです。
分かりやすいのは「高配当株ETF」です。
インデックス投資では、良くも悪くも市場全体に投資しているため、
高配当株な銘柄も、そうでない銘柄も含んでいます。

スマートベータ運用により、高配当株を選定することで、高配当株ETFを購入することができるできます。
もちろん、個別株ではないため、銘柄選定の必要はなく管理は圧倒的に楽です。
スマートベータ運用のデメリット

銘柄の組み替えがおこるため、利回りが下がる傾向
1つ目は、銘柄の組み替えがおこるため、利回りが下がる傾向があることです。
市場全体ではない指数に基づいて、投資対象の銘柄が変わるために
売買手数料が発生しています。
売買手数料の分、利回りが下がってしまいます。

経費率が高くなりやすい
2つ目は、経費率が高くなりやすいことです。
銘柄選定が必要となるため、経費率(運用手数料)が高くなる傾向があります。
ただし、高配当ETFのVYM・SPYD・HDVなどは経費率が0.1%以下で安く非常に安くおすすめです!

高配当ETFに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。



スマートベータ運用の銘柄を購入する際は、経費率に注意しましょう。
まとめ
本記事のまとめです。
- スマートベータ運用とは
- スマートベータ運用は、インデックス投資を超える指数を目指した投資
- 一方インデックス投資は、時間総額型
- スマートベータ運用のメリット
- 自分の目的に沿ったETFを選べる
- スマートベータ運用のデメリット
- 銘柄の組み替えがおこるため、利回りが下がる傾向
- 経費率が高くなりやすい
スマートベータ運用について解説してきました。
インデックス投資とは一見似ていますが、
全く異なった投資ということがわかります。
インデックス投資は王道の投資ですが、
高配当株投資などのスマートベータ運用を併用することで
目的にあった投資を実現することができます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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