
「NYダウ・ナスダック・S&P500ってどう違うの?」
「NYダウ・ナスダック・S&P500ってどれを選んだらいいの?」
こういった疑問に答えます。
- NYダウ・ナスダック・S&P500の違い
- NYダウ・ナスダック・S&P500でどれを選べばいいか
私は投資に関する情報発信を行なっています

インデックス投資で米国株に投資したいと思った時に
指数がたくさんありすぎて、何がなんだかわからないという方も、多いのではないでしょうか。
私自身も、投資を始めた当初は、全く違いが分かりませんでした。

本記事を読めば、米国株の各指数の違いを理解することができます。
それでは、早速解説していきます。
NYダウ・ナスダック・S&P500の違い
NYダウ
NYダウの正式名称は、「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」です。
NYダウには3種類ある中で最もポピュラーなのが、「ダウ工業株30種平均」です。
30銘柄の株式で構成されており、ニューヨーク証券取引所・NASDAQに上場している銘柄から選定されています。
工業と言っても、幅広い分野の銘柄に投資が行われています。
特徴は「株価平均型」であることです。
株価は、30社の平均により算出されています。
よって、どうしても株価の高い銘柄の動きに左右されます。
また、銘柄数が比較的少ないことからも、個別銘柄の影響を強く受けやすいです。
NASDAQ(ナスダック)
ナスダックの指数の正式名称は、「ナスダック総合指数」です。
ナスダックに上場している、すべての銘柄の「時価総額加重平均型」です。
他の2つの指数と異なり、ニューヨーク証券取引所を含んでいません。
ナスダック市場は、ITなどの先進的な技術を持つ企業が比較的多く含まれています。
時価総額荷重型とは、規模大きな企業ほど、大きな割合で購入して、小さな企業ほど小さな割合で投資するといった感じです。
また、ナスダック100指数も有名です。
ナスダック100指数は、ナスダック上場の時価総額上位100銘柄で構成されています。(金融株は覗かれています。)
S&P500
S&P500は、ニューヨーク証券取引所・ナスダックに上場している、米国の代表的な大型株500社に投資することができます。
時価総額荷重型の指数です。
時価総額の順で、比率が決定するため、現時点で勢いのある企業に多く投資を行うことができます。
今回紹介した3つの中で、企業にかたよりなく、多くの銘柄に分散投資をすることができます。
NYダウ・ナスダック・S&P500でどれを選べばいいか
インデックス投資ならS&P500がおすすめ
今回紹介した指数の中で、最もおすすめするのは、
S&P500です。
おすすめする理由は、以下の2つです。
- 銘柄数が500と多いこと
- 時価総額荷重型+様々な種類の企業に投資できるため、米国全体を買っていることに近い
小型株にも投資をしたい場合は、全米株式
大型株だけでなく、小型株にも投資をしたい場合は、米国全体に投資できる銘柄がおすすめです。
S&P500には入っていない、小型株もカバーすることができます。
全米株式は、以前までは、S&P500に比べると、投資信託では少し手数料が高いことが、イマイチだなという感じでした。
しかし、最近SBI証券から、手数料も安く全米株式に投資できる銘柄が発表されました。
S&P500に比べて、分散性が高く、手数料も安いためおすすめです。
詳しくは以下の記事で解説しています。

NYダウ・ナスダック・S&P500の違いとは? まとめ
本記事のまとめです。
- NYダウ・ナスダック・S&P500でどれを選べばいいか
- インデックス投資ならS&P500がおすすめ
- 小型株にも投資をしたい場合は、全米株式
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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