
「新NISAと今の一般NISAってどう違うの?」
「新NISAが始まるまで待つべき?」
新NISA 待つべき
こういった疑問に答えます。
- 新NISAとは
- 新NISAと現行の一般NISAの違い
- 新NISAまで待つべきか
私は投資に関する情報発信を行なっています。

新NISAという言葉を1度は聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
しかし、新NISAと現行のNISAの違いをしっかり理解で来ているという方は、少ないかと思います。
本記事を読めば、新NISAに関する疑問を解消することができます。
それでは、解説していきます。
新NISAとは

新NISAとは、2024年から一般NISAに代わり新しく始まるNISAです。
新NISAは、現行の「一般NISA」と「積立NISA」を組み合わせたような制度です。
2021年現在、3種類のNISAがあります。
- 一般NISA:2024年に「新NISA」へ切り替え
- 積立NISA:今後も継続
- ジュニアNISA:2023年末に廃止予定
一般NISA と積立NISAの違いについては、過去の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

2024年からは新NISAと積立NISAの2つになります。
現在一般NISAで積み立ている方は、自動で新NISAでの積立に移行されます。
新NISAと現行の一般NISAの違い

2階建て構造に変わる
新NISAの最も大きな変化は、2階建て構造になることです。
- 1階:年20万円まで
- 2階:年102万円まで
1階を満額積み立て終えた方のみが、2階部分を積立可能になります。

1階と2階で何が違うの?
1階と2階で、積立することができる投資対象が異なります。

- 1階:厳選された投資信託
- 2階:個別株・ETF・投資信託(ただし高レバレッジ投信は除く)
1階は、積立NISAと同様で、財務省の基準に基づき、厳選された投資信託のみです。
2階は、より広範囲な銘柄に投資することができます。
一般NISAから、高レバレッジ投信は除いた銘柄です。
このように、新NISAは、一般NISAと積立NISAを組み合わせたような投資です。
- NISA口座を既に解説している
- 上場株式の取引を行ったことがある
方は2階のみ積み立てることができます。
ただし、この場合投資銘柄が制限されてしまいます。
基本的に、1階を満額積み立てたら、2階が積立られるようになると覚えておけば十分です。
年間可能投資額が増える
新NISAになることで、年間投資可能が増えます。
- 新NISA:122万円(1階:20万円+2階:102万円)
- 一般NISA(現行):120万円
新NISAになることで、年間2万円多く非課税で運用することができます。
ただし、先ほど説明したように、1階部分の銘柄は限定されます。
やや複雑になる
最後にデメリットとして、やや複雑になることを伝えておきます。
ここまで説明してきたように、新NISAは2階建て構造により複雑化しています。
また、新NISAには、一般NISAと同様にロールオーバーという制度もあります。
ロールオーバーに関しては、前回の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください

「シンプルでわかりやすい制度の方がいい」という方には、積立NISAの方がおすすめです。

新NISAまで待つべきか

新NISAまで待つべきか?については、
待たずに一般NISAで始めるのがおすすめです。
なぜなら、早く投資をすることで複利の力を活かすことができるからです。
時間をかければかけるほど、お金自身が働いて稼ぐ金額が増えていきます。
投資において「時間」を味方につけることは強力な武器になります。
また、投資の経験を積むことは、今後の長い投資人生おいて、非常に役に立ちます。
新NISAか一般NISAにしようか迷っている方は、一般NISAを始めるのがおすすめです。

新NISAまで待つべき?現行の一般NISAからどう変わる?違いを解説 まとめ
本記事のまとめです。
- 新NISAとは:2024年から一般NISAに代わり新しく始まるNISA
- 新NISAと現行の一般NISAの違い
- 2階建て構造に変わる
- 年間可能投資額が増える
- やや複雑になる
- 新NISAまで待つべきか
- 待たずに、一般NISAを始めるのがおすすめ
一般NISAを現在おこなっている方は、2024年から自動で新NISAに切り替わります!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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