
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と、楽天全米株式インデックスファンドはどっちがいいの?」
「それぞれの特徴が知りたい」
こういった疑問に答えます。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴
- 楽天全米株式インデックスファンドの特徴
- 結局、どっちがいいか?
私は1年半ほど投資をしているサラリーマン投資家です。
投資が趣味であり、ブログやTwitterを通じて発信を行なっています。
今回は、米国インデックス投資信託を買う際に、多くの人が迷う2つの投資信託について解説していきます。
それでは、早速解説を始めます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴

メリット:信託報酬(手数料)が最安クラス(0.0968%)
eMAXIS Slimのメリットは、信託報酬(手数料)が最安クラスであることです。
eMAXISの信託報酬は、0.0968%です!
1千万円持っていたとしたら、年間9,680円です。
投資信託では、1%くらいの手数料を取る商品もザラにあるため、eMAXISの安さがわかります。
また、eMAXIS Slimシリーズは「類似商品のなかで最安を目指す」と公言しているため、今後より安い商品が出てきたとしても、安い商品に合わせて、値下げすることが予想されます。
今だけでなく、将来的にも、最安クラスである可能性が高いことは大きな強みです。
デメリット:分散度は低い(約500銘柄)
eMAXIS Slimを選ぶデメリットは、分散度が低いことです。
時価総額の高い500銘柄ほどに限定されています。
どうしても大型株が中心になってしまいます。
とはいっても、分散が効いていないと言うことではありません。
500銘柄でも十分だと考える人も多いです。
楽天全米株式インデックスファンドの特徴

メリット:分散度が高い(約3500銘柄)
楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)のメリットは、分散度が高い事です。
なんと3500銘柄ほどに分散されています。
大型株だけでなく、小型株まで投資することができます。
アメリカの小型株までカバーしたい、より分散を高めたいと言う方におすすめです。
デメリット:信託報酬はeMAXIS Slimよりは高い(0.162%)
楽天全米株式インデックスファンドのデメリットは、信託報酬は十分安いが、eMAXIS Slimよりは高いということです。
楽天VTIの信託報酬は、0.162%ほどでありかなり安い部類です。(2021年2月現在)
ただ、eMAXIS(0.0968%)が安すぎるために、少し高く感じるといった程度です。
例えば1千万円保有していた場合
楽天VTIはeMAXISに比べて手数料が年間に6520円多くかかる
この手数料をどう考えるかが大きな決め手になります。
結局、どっちがいいか?

結局どちらがいいのか、という問いに対する答えを発表します!
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 少しでも手数料を安くしたい方
- 楽天全米株式インデックスファンド
- 分散させたい方・小型株までカバーしたい方
正直どちらも米国株を投資するのに、おすすめできる超優良ファンドです。
どちらにするか決めるかは好みと言っていいレベルですが、強いていうなら上記のようになります。
インデックス投資では、「続ける事が最も重要」なので、自分が直感でいいなと思う方を選ぶと続きやすいです。
私は、手数料の安さが魅力的だったため、emaxisを今積み立てています。
「どうしても決められないよ」という方は、半額ずつ積み立ててみてもいいと思います!
まとめ
本記事のまとめです。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴
- メリット:信託報酬(手数料)が最安クラス(0.0968%)
- デメリット:分散度は低い(約500銘柄)
- 楽天全米株式インデックスファンドの特徴
- メリット:分散度が高い(約3500銘柄)
- デメリット:信託報酬はeMAXIS Slimよりは高い(0.162%)
- 結局、どっちがいいか?
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)少しでも手数料を安くしたい方
- 楽天全米株式インデックスファンド分散させたい方小型株までカバーしたい方
米国インデックス投資信託の2大巨頭である、eMAXISと楽天VTIを比較してきました。
また、インデックス投資を始めるなら、楽天証券がおすすめです。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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