
「BNDとAGGの違いが知りたい」
「AGGとBNDどっちに投資したらいいの?」
こういった疑問に答えます。
- BNDとAGGの違い
- BNDとAGGどっちがいいのか

私は投資に関する情報発信を行なっています。
米国債に投資を行おうと考えている方で、「BND」と「AGG」どっちにしたらいいんだろうと迷っている方は多いのではないでしょうか?
本記事を読めば、BNDとAGGの違いを理解することができます。
それでは、解説していきます。
BNDとAGGの違い

BNDとは
BNDとは、バンガード社が発行する、格付けの高い債券に投資をするETFです。
2021年5月末時点のデータ
- 銘柄数:10110
- 直近配当利回り:1.88%
- 5年間でのトータルリターン:3.20%
- 経費率:0.04%
投資先
- 米国政府・AAA:68.5%
- AA:3.1%
- A :12.2%
- BBB:16.1%
「ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデックス」の運用実績に連動する投資成果を目指します。
BNDは100%投資的確債が占めています。
BNDは、最高ランクのAAAの投資先が約7割を占めており、非常に優良な投資先です。
ランクが高いほど、潰れにくい投資先とされており、AAA・AAは1990年〜2015年の25年のデフォルト(倒産)率が0%であったことがわかっています。
AGGとは
AGGとは、ブラックロック社が発行する、格付けの高い債券に投資をするETFです。
2021年6月末時点のデータ
- 銘柄数:9651
- 直近配当利回り:1.74%
- 5年間でのトータルリターン:3.05%
- 経費率:0.04%
投資先
- 米国政府・AAA:69.05%
- AA:2.94%
- A :11.29%
- BBB:15.65%
「ブルームバーグ・バークレイズ米国総合不動調整インデックス」の運用実績に連動する投資成果を目指します。
BNDとAGGで採用している指数は、ほとんど同じと考えていいです。
よって、パフォーマンスはほとんど同じになります。
BNDとAGGの明確な違いは、運用会社が異なる点ですが、両社ともに3大運用会社で、何の問題もありません。
BNDとAGGどっちがいいのか
BNDとAGGどっちがいいのかですが、
結論としては、どちらも大差ないと言えます。
- 採用している指数もほぼ同じ
- 資産運用会社も、両社3大運用会社である
- 経費率も同じ(両者最安クラス)
過去5年間のリターンを見ると、ほんのわずかに高いですが、タイミングによって変わるレベルです。
BNDとAGGの違いとは・投資するならどっちがいいのか?

本記事のまとめです。
- BNDとAGGは、どちらも大差ない
- 採用している指数もほぼ同じ
- 資産運用会社も、両社ともに3大運用会社である
- 経費率も同じ(両者最安クラス)
より安定した運用を行いたいという方には、今回紹介したBNDとAGGは検討の余地があります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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